胃の不調と肩こりは関係する?!
デスクワークや家事で慢性的になっている肩こり。
姿勢や血流が悪くなって肩こりがひどくなる方は多いですが、慢性的な肩こりには意外な原因が潜んでいる場合があります。
その原因とは、【内臓の不調】です。内臓の調子が悪いと、体表の筋肉に反応が現れることがあります。それがひどくなると筋肉が硬くなったり、痛みとなって肩こりを引き起こします。
内臓が原因の肩こりで代表的なのが、『胃の不調からくる肩こり』です
胃の調子が悪いと、左肩がこりやすくなるといわれています!いつも左肩が右肩よりもこる、左の背中が重い、胃の調子が悪くてからだがしんどい人は要チェック!!
胃の不調と肩こりが関係する原因と、その解決法までお伝えしていきます。
なぜ胃の不調と肩こりが関係するのか?
肩こりに関係する筋肉は下図のようになっています。
特に大・小菱形筋、僧帽筋や肩甲挙筋が肩こりを
感じる筋肉では有名です。
この筋肉が緊張してかたくなったり、逆に引き伸ばされすぎると
肩こりを感じるようになります。
①菱形筋
背中の肩甲骨と背骨の間にある筋肉です。菱形筋は胃と繋がっており、
胃が疲れたりすると筋肉が強張り、血行不良を起こしたりして凝りを発生させます。
胃はからだの左側に位置するので、胃の調子が悪いと左側の背中や肩の筋肉に痛みが起こりやすいのです。
②僧帽筋や肩甲挙筋
胃の調子が悪い人は、胃に負担をかけないために無意識に前傾姿勢になりがちです。
前傾姿勢になると肩がからだの内側に丸まったり、肩甲骨が下がりやすくなります。そうなると肩甲骨を支えている僧帽筋や肩甲挙筋が無理に引き伸ばされる状態になり、肩こりを感じやすくなるのです。
左肩の痛みには、心臓と関わりがある場合もあります。肩の痛みだけでなく、胸痛などが伴う場合にはお医者さんを受診されることをオススメします。
ストレスからくる胃の不調と肩こりの関係

私たちのからだを調整する自律神経は
交感神経と副交感神経により制御されています。
交感神経は活動的な身体の制御を行い副交感神経はリラックスした制御を行います。
交感神経は胃の消化作用を抑制して、胃酸の分泌を抑える働きをします。
反対に副交感神経は胃酸を分泌させ、胃の働きを促進させる働きがあります。
大きなストレスがかかることにより自律神経のバランスを制御する働きに異常が起き、胃の中が空っぽなのに胃酸を多く分泌したりして、胃壁に問題が生じてきます。
このような原因により胃痛が発症し、肩こりの原因となるのです。
胃の不調を改善するためには
胃の不調を改善するためには、まず胃に負担をかけないことが1番重要です。
・健康的な食生活と適度な運動
・ストレスを溜めないこと
・身体を冷やさないこと
が基本になります。
胃に負担をかけてしまうもので代表的なのは、アルコールや刺激物(カフェインや香辛料など)ですが、消化の良くないものや、冷たいもの(生野菜、生魚、冷たい飲料)も胃には負担になります。
胃の調子が良くないときはなるべく負担のかかるものを避け、食後すぐに寝るのも控えましょう。
整体で胃の不調からくる肩こりを撃退!
内臓の不調が筋肉のこりとなって現れることはお伝えしました。
このからだの仕組みを《内臓―体性反射》というのですが、逆にからだには、筋肉のこりや骨の歪みを整えて内臓の機能を高める働き《体性―内臓反射》もあります。
ゆたか整体院ではからだの歪みだけでなく、内臓の反応なども
チェックして施術を行っていきます。
しつこい肩こりにお悩みの方、1度ご相談ください。
お電話ありがとうございます、
ゆたか整体院でございます。